業務内容

建築建物や橋梁・高速道路・
地下鉄など
確かな鉄筋継手工事で
安全を支えます

工場で製造された鉄筋は、輸送や現場での作業性などを考慮して、一定の長さ(定尺)に切断され現場に搬入されるか、折り曲げが必要な場合は加工場で加工された後に現場で搬入されます。
建設現場での鉄筋の組み立ては通常1層ごとに行うので、上下階の柱の鉄筋同士を接合する必要があり、梁も構造上必要な鉄筋の長さが定尺より長い場合が多いので、鉄筋同士を接合する必要があります。この、鉄筋同士の接合を「鉄筋継手」と言います。 鉄筋継手工事は鉄筋コンクリート造りの建造物を建設する際に必要になる工事で大型建築物を建設する際はなくてはならない技術です。

弊社で行う鉄筋継手工事は「溶接継手」「ガス圧接継手」の2つの工法を主軸に行います。

この2つの工法は高い技術力と経験が品質を左右しますが、弊社では経験豊富な有資格スタッフが施工を行うため、お客様の求める高品質をお届けできます。

溶接工事

溶接工事イメージ

溶接継手は、主なものとしてはフレア溶接継手、アーク突合せ溶接継手、突合せ抵抗溶接継手があり、他にワイヤメッシュ筋に使用される重ね抵抗溶接継手や鉄骨梁に鉄筋を接合する場合に使用されるア-クスタッド溶接継手があります。

フレア溶接継手は、比較的古くから使用されてきた継手工法であり、せん断補強筋やスラブ筋等の細径鉄筋に使用されることがあります。

突合せ溶接継手は、鉄筋端面間に開先を設け軸心を一致させてセットし、開先間に溶接棒あるいは溶接ワイヤーを溶融させて鉄筋を接合させる工法であり、高層建物における鉄筋先組み工法やプレキャスト工法等の採用に伴って開発された継手工法であり柱梁主筋等の太径鉄筋に使用されています。

ガス圧接工事

ガス圧接工事イメージ

ガス圧接継手は、鉄筋端面どうしを突き合わせその周囲を酸素アセチレン炎で1200℃~1300℃まで加熱し、鉄筋端部を溶融させない赤熱状態(固相状態)にして、同時に軸方向に圧縮力を加えながら接合する継手工法です。

ガス圧接継手の長所としては、装置が比較的簡単であり、コストが安いこと、直接鉄筋どうしを接合するため継手性能への信頼性が高いこと、重ね継手に比べ鉄筋が込み合わないこと等があげられ、現在重ね継手を除く全継手工法の90%以上という施工実績であり、最も一般的に使用されています。

ガス圧接継手の継手性能を確保するためには、端面処理、適切な加熱と加圧が重要です。手動ガス圧接の場合、それらの作業が作業員の経験に左右されるため、作業員の技量が重要となります。

鍛冶工事

鍛冶工事イメージ

溶接工事や鉄筋継手工事一式を手掛ける当社は、鍛冶工事も承って工事を円滑に施工いたします。
図面通りに加工して現場に運ばれた鉄筋は、現場にて溶接して組み立てる必要がございますが、当社が手掛けるガス圧接工事は過熱することでより強力な溶接が可能になる、専門性の高い技術です。

鉄骨の強度を高めるガス圧接工事も、実績豊富な当社にご安心の上、お任せいただければと存じます。
当社には半自動溶接やアーク溶接、ガス溶接等溶接施工のプロフェッショナルが在籍しておりますので、お客様のご希望を伺い、丁寧かつ迅速な施工で、高い品質の鉄筋継手工事を承ることができます。
鉄骨工事一式から、ガス圧接工事、溶接工事一式まで幅広く鍛冶工事を承る当社にご依頼ください。

pagetop