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どんな溶接作業に従事できる?溶接の資格について

 
金属同士を接合させる溶接は建築現場に欠かせない技術です。

溶接がなければ現代の建築は成立しないと言っても過言ではありませんが、
溶接は建物の強度に直結する重要技術であるため手がけるには資格が必要になります。
無資格で溶接に従事することはできません。
溶接の仕事をめざすなら複数ある溶接資格の中から必要な資格を取得しましょう。
今回は、複数ある溶接の資格についてそれぞれの特徴やできることなどを紹介します。

 


溶接には資格が必要



溶接の仕事につくためには資格が必要です。

溶接は危険を伴う作業であり正しい知識と技術に基づいて仕事をしなくてはいけません。
資格は知識と技術を証明するものであると同時に作業品質を保つためのものです。
溶接資格とひとくちにいっても種類は複数あります。
国家資格もあれば民間資格もありますがどの資格も簡単に取れるものではなく相応の努力が不可欠です。
それぞれ出来る作業内容に違いがあるので必要な資格を取得してください。

 


アーク溶接の資格は最も難易度が低い


アーク放電と呼ばれる放電現象を利用して作業する溶接がアーク溶接です。

アーク溶接の資格は「アーク溶接作業者」というもので溶接資格の中では最も難易度が低く、
多くの人が溶接作業をめざすにあたって最初に取得する資格です。

アーク溶接作業者の資格を取得するためには「アーク溶接特別教育」という、
専門の特別プログラムを受講する必要があります。
専門学校などに通ってアーク溶接特別教育を修了し試験に合格すれば腫れて資格取得となります。
講習日数は最短で3日程度で講習内容をきちんと聞いていれば合格できる試験内容です。

 


ガス溶接の資格は2種類



ガスバーナーを用いて溶接するガス溶接は主な資格が2種類あります。
ひとつはガス溶接を行うために必要な国家資格「ガス溶接技能者」です。
もうひとつはガス溶接作業の手順を決めたり指導するのに必要な「ガス溶接作業主任者」です。
ガス溶接技能者が溶接作業の資格であるのに対し、
ガス溶接作業主任者はガス溶接作業全般を管理するための資格という違いがあります。

ガス溶接技能者はアーク溶接と並んで溶接の基礎となる技術なので溶接の仕事に就くならぜひ取得しておきたい資格です。
取得には指定の講習を受講する必要があります。
多くの都道府県で月一回程度開催される2日間で14時間の講習を受け学科試験に合格すると取得できます。

ガス溶接作業主任者はガス溶接技能者の上位に当たる資格です。
ガス溶接作業主任者として実務経験を3年以上積むと受験資格が与えられるほか、
大学や高専で溶接に関する学科を卒業した人も取得可能です。
試験は年2回、学科のみで実技はありません。

 

アルミに特化したアルミニウム溶接技能者



金属溶接の中でもアルミニウム溶接に特化した資格が「アルミニウム溶接技能者」です。
アルミニウム合金の溶接作業を行うのに必要な知識と技能を認定する民間資格で難易度はやや高めです。

アルミニウム溶接は自動車工場などで需要が高い技術であり実用性の高い資格です。
基礎的な溶接技術が前提となる資格なのでほとんどの人はアーク溶接やガス溶接の資格取得後に
ステップアップとして挑戦する資格です。
 





ボイラーを溶接できるボイラー溶接士



溶接資格の中には作業対象の設備に特化した資格もあります。
「ボイラー溶接士」はそんな特定の設備に溶かした溶接資格のひとつです。

高温高圧のボイラーは取り扱いに際して大きな危険を伴います。
直接的な作業にはボイラー技士の資格が必要ですが、溶接作業においても
専門のボイラー溶接士という資格が設けられています。
この資格を取得するとボイラーの製造・や修理、改良などボイラーに対する溶接作業が可能になります。

ボイラー溶接士には1年以上の溶接業務経験で試験を受けられる「普通ボイラー溶接士」と、
1年以上のボイラー溶接経験が必要な「特別ボイラー溶接士」の2種類があります。
ボイラー関係の溶接業務に就くなら絶対に必要な資格です。


上記以外にも溶接資格はいろいろあります。
それぞれの資格で出来る作業を調べ必要な資格を取得してください。
 

大阪の溶接・ガス圧接工事は株式会社コウチ技研にお任せ下さい。


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