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配管施工に欠かせない縁の下の力持ち!鋼管をつなぐ溶接継手について

 

 

溶接を必要とする管工事で欠かせない部品が「溶接継手」です。

溶接継手を活用することで配管工事の可能性は大きく広がります。

いろいろな種類がある溶接継手ですが安全に工事を終えるためには

それぞれの部品ごとの特徴を知り正しく使う必要があります。

今回は、溶接継手の特徴についてご紹介します。

 

溶接継手とは

溶接継手とは鋼管同士を溶接で接続する配管工事で用いられる接続用部品です。

直線の鋼管と溶接継手を組み合わせることで配管を曲げたり分岐させたりすることが可能になります。

溶接継手を活用することでさまざまな配管デザインが可能になりますが、

溶接継手はそれぞれ強度や耐圧性などが異なります。

配管の目的に応じて正しい溶接継手を選択しないと危険が伴うため正しい知識が求められます。

 

いろいろな溶接継手

溶接継手は異なるふたつ以上の交換を接続するために用いられる建材部品です。

その用途はさまざまで2本の交換をつないで長さを延ばす溶接継手や配管の角度を変えるための溶接継手、

配管を分岐させる溶接継手などいろいろな種類があります。

形状だけでなく用いられている素材もいろいろありますし、耐久性や強度もそれぞれ異なります。

配管デザイン設計に合わせて必要な溶接継手をそろえて工事が行われますが

万が一にも取り違えの無いように作業前にきちんと確認してください。

 



用途に応じた溶接継手

溶接継手は用途ごとに製品が提供されています。

規格にあっている溶接継手であれば使用目的にふさわしい耐久性や強度が期待できますが、

間違った溶接継手を使用してしまうと十分な強度が確保されず配管が破損するなど大事故に繋がる恐れがあります。

例えば、消火配管用の溶接継手は一般水道用の溶接継手に比べて消化放水用の高圧に耐えられるよう

耐圧性が優れています。

溶接継手を調達するときは安全のために必ず用途に応じた正しい部品を選んでください。

 

溶接継手のメリット

溶接継手のメリットは高い接合力が期待できることです。

鋼管と溶接継手の接続部を溶接するとほぼ一体となり高い接合力で結ばれます。

ネジ式や差し込み式の継手よりもずっと高い接合力で接合されるので

高い圧力がかかる消化配管などの用途や少しの漏れも許されない危険物の配管などでも十分な安全性が確保できます。

外部からの力にも強いので振動などの影響を受けにくく、時間がたってもゆるみが発生することはありません。

ネジ式継手でも高い接合力が期待できますが長期間力を受け続けるとネジ部が緩む可能性は否定できず

溶接継手のほうが長期的な耐久力は上回ります。

 

溶接継手の注意点

溶接継手を使用するには当然溶接作業が必要になります。

ネジ式や差し込み式に比べると溶接作業が必要なぶんだけ工期はながくなり人件費もかさんでしまいます。

現場で溶接継手を接合できるのは溶接作業が可能な現場に限られます。

設備や環境の問題で溶接作業が難しい場合は溶接継手は使えません。

溶接継手は施工時にほとんど伸縮しないので余計なコブや膨らみができません。

そのため膨らみを考慮して施工経を設計する必要がありませんが、

剛性の関係で応力が集中すると破損しやすい点には注意が必要です。

構造的に負荷がかかったり形状がかわる個所には溶接継手を使うべきではありません。

溶接継手はそれぞれ使用方法が細かく規定されています。

安全のためにも使用時は必ず使用規定を確認し正しい溶接継手を選択してください。

 

溶接継手は配管の安全に大きく影響する重要な部品です。

仕様規定を守って正しく使えば安全に施工できますが、規定外の使用をすると配管トラブルの原因となります。

配管トラブルは目に見えない部分で発生することが多く発見が遅れて重大事故になるケースが見られます。

安全な配管施工のためにも溶接継手の正しい使い方を心がけてください。

 

大阪の溶接・ガス圧接工事は株式会社コウチ技研にお任せ下さい。


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